皆さん，こんにちは．

世の中には模造品が多いことに改めて気づかされた，かわきょうです．

Arduinoはご存知でしょうか? マイコンという小さな計算機が載った評価ボードです．これがあればプログラミングと簡単な回路作製で簡単にLEDをチカチカさせたりモーターを回したりすることができます．

そんなArduinoでおなじみのマイコンがATMEL社製品のATMEGA328Pです．

Arduinoに搭載されるマイコンは芋虫みたいな328P-PUとより小さくまとまった328P-AUの2つが主流ですが，現在は後者を用いる方が多くなっているみたいです．

↑芋虫みたいな328P-PUくん

↑328P-PUの1/4ほどのサイズにまとまった328P-AUくん

CNCフライスのメイン基板にも同様の物が使われており，もちろんArduino IDEでコンパイルして書き込むことができます．

より具体的にはGRBLと呼ばれるArduino上で動作するオープンソースのCNC制御のためのファームウェアが用意されており，それをメイン基板上のマイコンに書き込んでやることでCNCフライスとして機能するということになります．

詳しくはこちら,GitHubに記載されております．

Home

An open source, embedded, high performance g-code-parser and CNC milling controller written in optimized C that will run on a straight Arduino - grbl/grbl

github.com

というわけで，我が家のCNCフライスのメイン基板のマイコンを観察すると．．．

MEGA328P U-TH !?

なんだこれと思って仕様を調べたが，328PのAUの模造品の可能性が高いです．基板に組み込むうえでコストダウンを図ろうとして作った可能性が高いですね．

Amazonでも328P-AUで検索をかけると，ほとんどがこちらのマイコンが出てくると思います．

機能的には大差ないと思うのですが，今後調査が必要ですね．